会議の政治学    
    
   著 者:森田 朗                   
        慈学選書
        
    ISBN4-903425-09-6
    定価[本体1,800円+税] 四六判 並製カバー 202ページ

表紙

  現代社会で重要な意思決定・利害調整に不可欠なツールと
  なっている審議会の生きた姿について、経験豊富な著者が
  政治学者の目で考察を行い、新たな学問分野を切りひらく
  力作。

審議会とは何か、いかにつきあうか

座長必読 ―― 委員の顔をたてながら、全員一致の答申をどうやって
 まとめるか。座長の権威をいかにして保つか。

委員必読 ―― 自己の主張をどのように答申に書き込ませるか。いか
 にして多数意見に抵抗するか。

事務局必読 ―― 混乱なく無難な結論に至るために、どのように委員
 の人選、資料作成、日程調整、そして委員の「振付」を行うか。

マスコミ必読 ―― いかに読者の期待に応える情報を発信するか。
 それにはどのように取材し分析し提言するか。

国民必読 ―― 審議会は中立性を装う隠れ蓑か。複雑多様な現代社
 会に有効不可欠な装置なのか。メディアからの情報をどのように読み取
 るべきか。

     主 要 目 次
まえがき
第一章 会議の政治学
 一 審議会 / 二 合意の形成と時間の制約 / 三 審
 議の手続 / 四 委員のタイプ / 五 意見主張のテク
 ニック / 六 会議の運営と少数派の処遇 / 七 答申
 の作成と座長の役割
第二章 会議の行政学
 一 事務局 / 二 委員の選任 / 三 スケジュールとア
 ジェンダの設定 / 四 会議資料 / 五 会議の進行   
 演出と振り付け / 六 意見集約   答申の作成 / 七 
 応援団の効用
第三章 会議の社会学
 一 情報公開と世論 / 二 議事録 / 三 メディアその
 役割と性格 / 四 取材と報道される側からの観察 / 
 五 メディアとのつきあい方
結 審議会政治の今後
あとがき  事項索引 巻末